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加圧式防腐・防蟻処理木材【かあつしきぼうふ・ぼうぎりしょりもくざい】

加圧式防腐・防蟻処理木材

加圧式防腐・防蟻処理木材とは、木材の内部に防腐剤や防蟻剤を加圧注入して、腐朽やシロアリなどの害虫による被害を防ぐために処理された木材のことです。

処理方法

加圧式防腐・防蟻処理木材は、以下の工程で処理されます。

  1. 木材を乾燥させる

木材の含水率を20%以下に乾燥させます。

  1. 防腐・防蟻剤を加圧注入する

空気を抜いた状態で、防腐・防蟻剤を木材内部に加圧注入します。

  1. 処理木材を乾燥させる

防腐・防蟻剤を乾燥させます。

種類

加圧式防腐・防蟻処理木材には、以下の種類があります。

  • 防腐処理木材

腐朽菌による被害を防ぐために処理された木材です。

  • 防蟻処理木材

シロアリなどの害虫による被害を防ぐために処理された木材です。

  • 防腐・防蟻処理木材

腐朽菌とシロアリの両方の被害を防ぐために処理された木材です。

用途

加圧式防腐・防蟻処理木材は、以下の場所に使用されます。

  • 土木構造物

橋梁や道路などの土木構造物に使用されます。

  • 建築構造物

住宅やビルなどの建築構造物に使用されます。

  • 木製品

家具や建具などの木製品に使用されます。

メリット

加圧式防腐・防蟻処理木材の主なメリットは以下のとおりです。

  • 腐朽やシロアリによる被害を防ぐことができる

加圧式防腐・防蟻処理木材は、防腐・防蟻剤を木材内部に浸透させることで、腐朽やシロアリによる被害を防ぐことができます。

  • 耐久性が向上する

加圧式防腐・防蟻処理木材は、腐朽やシロアリによる被害を受けにくいため、耐久性が向上します。

  • メンテナンスの手間が省ける

加圧式防腐・防蟻処理木材は、腐朽やシロアリによる被害を受けにくいため、メンテナンスの手間が省けます。

デメリット

加圧式防腐・防蟻処理木材の主なデメリットは以下のとおりです。

  • 処理コストが高い

加圧式防腐・防蟻処理木材は、処理コストが高いというデメリットがあります。

  • 処理木材の種類が限られる

加圧式防腐・防蟻処理木材は、処理できる木材の種類が限られるというデメリットがあります。

加圧式防腐・防蟻処理木材は、腐朽やシロアリによる被害を防ぐために効果的な木材です。耐久性やメンテナンスの手間を向上させたい場合に、適した木材です。

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